【学生必見】教職と就活は両立できるのかについて答えを出します

就活・教職

読者の悩み

  • 教職と就活は両立できるのか知りたい
  • 教職と就活を両立するメリット/デメリットを知りたい
  • できれば教職と就活を両立しながらやっていきたい

こういった疑問を抱えている人は多いのではないでしょうか。
本記事ではこういった疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 1.教職と就活は両立できるのか
  • 2.教職と就活を両立するメリット/デメリットをご紹介
  • 3.教職と就活を両立するコツは?

この記事を書いている私は、教職と就活を同時並行で行いました。
そうした経験から、教職と就職の両立について解説していきます。
この記事を読むことで、
「教職と就活は両立できるのか」「教職と就活を両立するメリット/デメリットやコツ」などを知ることできます。

1.教職と就活は両立できるのか

結論から言うと、
教職と就活の両立は可能ですが、極力やめたほうがいいです。

※本記事での教職と就職の両立は、公立・私立の教員採用試験を受けながら
民間企業を受けることを指します。
なぜかというと、

  • 教職と就活を同時に進める余裕がない
  • 就職活動の時期や日程が被ってしまう(教育実習も含めて)
  • 内定式以降に企業側が入社を待ってくれるとは限らない

という理由が関係しているからです。
ひとつずつ解説していきます。

教職と就活を同時に進める余裕がない

上記でも述べたように、
教員採用試験を受けながら民間企業を受けているケースを想定しています。
例年通りだと、7月に教員採用試験の一次試験が、8月に二次試験が実施されます。
この日程に向けて勉強をしていくことになります。
勉強する内容は自治体や校種によって変わりますが、
専門科目・教職教養・一般教養の場合が多いです。
これらの科目を勉強しながら、民間企業の就職活動をするのは考える以上にハードです。
こうした理由から教職と就活の両立は難しいといえます。

就職活動の時期や日程が被ってしまう(教育実習も含めて)

今のところ、就職活動の情報が解禁になるのが3月、選考が解禁になるのは6月、
内定解禁が10月からと決まっています。
教職と並行して就活を行うのであれば、
7~8月の教員採用試験や5月以降に予定している教育実習と日程が被る恐れがあります。
教育実習期間では、指導案の作成や部活動の指導などやることがたくさんあり、
他の作業を進める余裕はないと言えます。

企業によっては早期選考などで四月までに内定をもらうことができる場合もありますが、
早期選考で確実に内定をもらえるわけではありません。
また、教育実習を10月以降に実施する場合には比較的両立が可能ですが、
やる気はもちろん、勉強と就活両方に対して器用に取り組む力が必要になると思います。

内定式以降に企業側が入社を待ってくれるとは限らない

上記の2つの理由をうまくかわすことができたとしても、
内定式以降に企業側が入社を待ってくれないという可能性があります。
基本的に、民間企業の内定式は10月1日となっている企業が多いです。
この内定式までに、「うちの会社に入社するのか、それとも辞退するのか」
を決めてくださいと企業側から言われるケースがあります。

公立の教員採用試験の結果が出るのは10月以降ですので、教員採用試験の結果が
出てから進路を決めようと考えていると間に合わないという事態が発生してしまいます。
私立の教員採用試験も同様に、選考を8月以降に実施する学校が多いため、
内定式までに間に合わないということになってしまいます。
以上の理由から、教職と就活の両立は極力しない方がよいといえます。

2.教職と就活を両立するメリット/デメリットをご紹介

メリットは?

教職と就活を両立するメリットは、主に以下の2つです

  • 試験の対策・練習ができる
  • 自分がどちらの職業に向いているのかという気づきが生まれる

教員採用試験でも、履歴書を書くことや面接を受けることを行います。
これらを、就活を通して行うことで、教員採用試験で十分に活かすことができます。
また、2つの活動を行うことで「自分がどちらの職業に向いているのか」「どちらの仕事がやりたいのか」などに気づくことができます。

デメリットは?

一方で、デメリットは第一パートで紹介したように、

  • 時間がとられる
  • 勉強も就活も中途半端になってしまう
  • 就職活動の時期や日程が被ってしまう

などが挙げられます。
両立しようかなと考えている人はしっかりとした決意が必要になると思います。

3.教職と就活を両立するコツは?

上の記事では、教職と就活の両立の難しさについて解説してきました。
しかし、今の段階ではどちらかに絞れないと思っている方はいると思いいます。
そこで、教職と就活を両立するコツをご紹介します。

他にもポイントなどありますが、主に以下の3つです。

  • 就職活動の時期や日程を確認する(企業側にも伝える)
  • 教職と就活のバランスを意識する
  • 早い段階からの勉強や就活を始める

就職活動の時期や日程を確認する(企業側にも伝える)

就職活動を行うにあたっては、「何月まで就活を行うのか」「何月には就活ができないのか」などをしっかりと確認しておきましょう。
そして、企業側にも教員採用試験を受ける旨を伝えておくのが望ましいです。
余裕があれば、「いつまでに入社するか否かを判断した方がよいのか」についても採用担当者に伺ってみましょう。

教職と就活のバランスを意識する

教職と就活を両立させるうえで重要なのが“バランス”です。
同時並行で行っていくうちに、どちらかの比重が高くなってしまう傾向があります。
そちらかに偏らないようにバランスを意識することが重要です。

早い段階からの勉強や就活を始める

教職と就活を両立させるには、早い段階での行動が大切になってきます。
具体的には、

  • 早い段階から勉強を開始する
  • 早い段階から自己分析や業界研究、説明会に参加する

などです。
教職と就活の両立においては、勉強時間が他の人と比べて確保しにくくなります。
そのため、早い段階で勉強を始めることが大事です。

同様に、早い段階から自己分析や業界研究、説明会の参加などを行うことが大切です。
「自分がどんな仕事をしたいのか」「どの分野で働きたいのか」を突き詰めていくことが
就活を有利に進めるうえで必要です。
早い段階での自己分析や業界研究は難しいと感じる方は、まずは合同説明会に参加してみてください。
今まで知らなかった業界・職種などを知るいい機会になるはずです。
ネット上で企業研究や会社を知ることができるサイトのリンクを貼っておくので、
研究したい方はどうぞ。
動画で始める新しい就活の形!ねっとで合説

4.あなたはどんな進路を選びますか?

今回の記事では、教職と就活の両立について解説しました。
次の記事では「教員採用試験に向けていつから勉強すべきか」について解説していきます。
気になる方はチェックしてみてください。

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