【必見】FACTFULNESSの内容・感想をまとめました

本紹介

FACTFULNESSに関心を持っている人

  • FACTFULNESSってどういう意味なの?
  • FACTFULNESSの内容ってどんな感じ?
  • 実生活でどう役に立つのか?

こういった疑問に解答していきます。

本記事の内容

  • 1.FACTFULNESSの意味
  • 2.FACTFULNESSの内容【簡単にご紹介】
  • 3.FACTFULNESSはどのように活かせるのか?
  • 4.おわり

本記事を書いている私は、2020年になって本書FACTFULNESSを購読しました。
この本をきっかけに、データを基に世界を正しく見る力がついたように感じます。
本記事を読むことで、FACTFULNESSの意味・内容・どのように活かせるのか、
について知ることができます。

1.FACTFULNESSの意味


本書FACTFULNESSは全世界で200万部のベストセラー書籍です。
日本でも多くの人が教養として読んでいます。
そして、FACTFULNESSとは、
著者ハンス・ロスリング自身の言葉で、
データや事実に基づき世界を読み解く習慣のことを指します。

本書では、教育・貧困・環境・医療・人口問題などの幅広い分野に関して、
最新の統計データを紹介しながら世界の正しい見方を紹介しています。
第二パートでは、具体的なクイズをご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。

本書の著者ハンス・ロスリングは、スウェーデン出身の医師・公衆衛生学者です。
2005年に誰でも理解できるような「事実に基づく世界の見方」を広めるために、
ギャップマインダー財団を息子のオーラとその妻のアンナと設立しました。

ハンス氏は金融機関、事業会社、非政府組織で講演を行い、
10回のTEDトークは延べ3500万回も再生されています。
そんなハンス氏の思いの詰まった本書をぜひ多くの人に読んでほしいです。

2.FACTFULNESSの内容【簡単にご紹介】

まずはクイズに挑戦!

本書では、世界の事実の関する13問のクイズが出題されています。
ここでは、すべてのクイズを紹介することはできないため、
以下の厳選した5問を答えてみましょう。

質問1:現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょう?

A 20%
B 40%
C 60%

質問2:世界で最も多くの人が住んでいるのはどこでしょう?

A 低所得国
B 中所得国
C 高所得国

質問3:世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、
過去20年でどう変わったでしょう?

A 約2倍になった
B あまり変わっていない
C 半分になった

質問4:15歳未満の子供は、現在世界に約20億人います。
国連の予測によると、2100年に子供の数は約何人になるでしょう?

A 40億人
B 30億人
C 20億人

質問5:自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変化したでしょう?

A 2倍以上になった
B あまり変わっていない
C 半分以下になった

クイズの答えは、以下の通りです。
質問1→C
質問2→B
質問3→C
質問4→C
質問5→C

結果はどうだったでしょうか。
多くの人は間違ってしまったのではないでしょうか。
このクイズは優秀な人でも間違ってしまうことが多いです。
しかし、この本を読むことで、シンプルな世界の見方が身につき、
世界の全体像をつかめるようになります。

私たちが持つ10の本能


私たちには、以下の10の本能を持っているとされています。

その1:分断本能
その2:ネガティブ本能
その3:直線本能
その4:恐怖本能
その5:過大視本能
その6:パターン化本能
その7:宿命本能
その8:単純化本能
その9:犯人捜し本能
その10:焦り本能

例えば、その4の恐怖本能とは、
危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込みのことを指します。
この本能は、人が進化の過程で培ったものです。
現在でも、私たちはケガや毒などの危険を予知すると、恐怖本能が反応しています。

一方で、メディアはこの恐怖本能を刺激し、私たちの関心を引こうとしています。
そのため、メディアは毎日のように、
「身体的な危害」「拘束」「毒」に関するニュースを流しています。
特に、2種類の恐怖を煽ることで話をより刺激的にすることが可能になります。

こうした恐怖本能により、ゆっくりと世界が平和になっていることに
気づくことができなくなっています。
恐ろしいけど起きる可能性が低いことに注目しすぎず、
本当に危険なことに目を向けていくことが世界を正しく理解するには必要です。

このように、10の本能の一つ一つが丁寧にデータを根拠として解説されています。
気になった本能の部分だけを読んでみるのもオススメです。

3.FACTFULNESSはどのように活かせるのか?

結論から言うと、
FACTFULNESSは、教育やビジネスなどで活かすことができます。

FACTFULNESSを教育で活かす


最新の事実に基づく世界の見方は、子供たちへの教育に活かすことができます。
地域と所得のレベルから人々がどんな暮らしをしているのかを教え、
FACTFULNESSを実践できるよう訓練をしていきます。
そうすることで、世界を正しく理解できるようになり、
次世代の知識不足の解消につながっていきます。

FACTFULNESSをビジネスで活かす


FACTFULNESSは様々なビジネスで活かすことができます。
例えば、世界を誤って理解してしまった場合、
植民地時代のアフリカのイメージから、投資判断を鈍らせてしまいます。

しかし、現在、ガーナやナイジェリア、ケニアは最高の投資先になっています。
そのため、FACTFULNESSは投資などにおいて活かすことができます。
他にも、生産やマーケティングなど様々なビジネスでも活かすことができます。

FACTFULNESSを消費者が活かす


第二パートでも解説したように、
メディアは悪いニュースばかりを流していることがあります。
これに対して、FACTFULNESSの視点でニュースを受け止められるかは
私たち消費者次第となっています。
世界を正しく理解するために、ニュースをうまく受け止めていくことが必要です。

4.おわり

以上、全世界で200万部のベストセラー書籍であるFACTFULNESSをご紹介しました。
残りのクイズや他の人の本能については、本書で確認してみてください。
<詳細はこちら>FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
2020年の新型コロナウイルス感染においても、
噂や誤った理解に左右されるのではなく、正しく問題・進歩を理解していくことが必要です。
そうしたきっかけになるような本をなっていますのでぜひぜひ。

コメント

  1. […] そちらもご確認ください。 最近読んだ『FACTFULNESS』という本に関する記事はこちら。 【必見】FACTFULNESSの内容・感想をまとめました 今回はご覧いただきありがとうございました。(⌒∇⌒) […]

タイトルとURLをコピーしました